ピロリ感染は、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の原因となります。また、感染による慢性炎症が長期化すると胃癌の発生率も上昇します。
当院では、状況に応じて下記の検査を行っています。通常は、内視鏡にて胃内の炎症を確認の上、ピロリ菌の有無をしらべます。内視鏡を行わずピロリ菌検査のみの場合、原則自費診療となりますのでご注意ください。
①尿素呼気試験
呼気の成分を調べます。院内検査のため30~40分程度で結果が出ます
②血中抗体検査
血液中の抗体価を調べます。結果説明は1週間後となります
※「ABC検診」胃癌のリスクを調べる検診です。自費診療で4000円程度です。
③培養検査
内視鏡(胃カメラ)を施行した際に、胃粘膜を採取して菌の有無を調べます。精度が高いため、確定診断として用います。