ポリープとは粘膜の上にいぼ状に隆起したものをいいます。大腸にできるポリープの多くは「腺腫」という良性の腫瘍で、ゆっくりと増大していきますが、ある程度の大きさになると、出血したり、悪性腫瘍(癌)に変化したりするので、摘出が必要となります。良性ポリープまたは早期の癌は、内視鏡にて治療が可能です。
大腸ポリープ検査同日治療(日帰り手術)
あおいスクエアでは、外来にて治療可能なポリープに対しては、内視鏡治療(日帰り手術)を行っています。
また、「検査」と「治療」の2回の内視鏡を受けるご負担を軽減するため、検査中にポリープが見つかった場合、あらかじめご要望のあった方のみ、その場でポリープ治療(内視鏡下大腸ポリープ切除術)を行っています。同日治療をご希望の方は、注意事項を確認の上、検査前にスタッフまでお申し出ください。(治療には事前に医師から説明を受けた上で「同意書」に記名が必要となります)
なお、同日治療が困難な場合や悪性を疑う場合は、細胞検査にて診断を確定した上で、近くの病院へのご紹介か、改めて外来治療をご相談させていただくことがありますのでご了承ください。
大腸ポリープ治療(内視鏡下手術)の注意事項
① 日帰りが可能な範囲で治療を行いますので、主義上、合併症(出血、穿孔等)の危険が高くなる病変につきましては、検査のみにとどめさせていただくことがあります。
②合併症を予防するため、術後1週間程度は、遠出、大事なご予定、飲酒、激しい運動は控えていただきます。
③ 抗血栓剤内服中の方は、術前術後に一定期間休薬をお願いすることがあります。あらかじめ投薬していただいている主治医の先生に、薬の休薬がかのうかどうかご相談ください。
大腸ポリープ治療は、生命保険の「内視鏡手術」に該当します。手術費用給付の対象になることがありますので、給付ご希望の方は、ご加入いただいている保険会社にお問い合わせください。